酵母を用いた増殖定常期での生存率を規定する因子の解析と細胞長寿命化への展開
Project/Area Number |
17657056
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Molecular biology
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
饗場 浩文 Nagoya University, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (60211687)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 分裂酵母 / 老化 / ストレス応答 / 微生物 / 経時寿命 |
Research Abstract |
1.分裂酵母の定常期生存率が野生株に比べ高い変異株L18,L16を取得した。L18変異株についてマイクロアレイ解析を行い、野生株と比較して発現が変化する複数の遺伝子を同定した。さらにL18変異の原因遺伝子を明らかにした。 2.分裂酵母のlcf2遺伝子(lcf1と相同性の高い遺伝子)について解析を行い、lcf2は、ミリスチン酸に特異性をもつlong chain fatty acyl-CoA synthetase活性を有することを示した。さらに、lcf1とlcf2との2重破壊株を作製し解析した結果、両者で分裂酵母のlong chain fatty acyl-CoA synthetase活性の大半を占めることが明らかとなった。lcf2変異株は、lcf1変異株とは反対に定常期生存率が上昇した。酵母では定常期での生存率は経時寿命と関連することが知られている。よって長鎖脂肪酸の利用、代謝と経時寿命との関連が示唆された。 3.分裂酵母において高発現すると、分裂酵母の経時寿命を延長する新規な遺伝子、ecl1+を同定した。Ecl1は80アミノ酸からなるタンパク質で核に局在すること、mRNAの発現は、対数増殖期から定常期へ移行する際に一過的に増加することがわかった。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)