場所性とローカルアジェンダ21の融合による資源環境計画学的の体系化
Project/Area Number |
17658105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Irrigation, drainage and rural engineering/Rural planning
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Research Institution | National Institute for Agro-Environmental Sciences |
Principal Investigator |
佐藤 洋平 National Institute for Agro-Environmental Sciences, 理事長 (20012023)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩沢 昌 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80134154)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 環境政策 / 地域資源 / ローカルアジェンダ / 資源環境 / 計画 / 場所性 / 資源環境計画 / ローカルアジェンダ21 / 資源環境計画学 / 体系化 / 環境基本計画 |
Research Abstract |
ローカルアジェンダ21も資源環境計画もきわめて「場所性」の高いことにおいて共通している。またこの両者において「計画性」と「実行性」が求められることにおいても共通している。 これら「場所制」「計画性」「実行性」を備えるものとして従来からある地域計画における基本要素である計画の策定動機、計画の目標、計画の策定手順、計画策定への地域住民の参画、地域住民の参画の方法、地域住民の参画の機会、計画の実施手段、計画目標の実現手段、計画の達成評価を規準にしてローカルアジェンダ21を解析した。 結果は、地域住民の参画の度合いは高いこと、しかし、計画の目標など計画を策定することへの参画よりも、計画の実施への参画がもっぱらであること、参画が特定の活動団体等に偏っていて一般住民を参画に導く試みが見られないこと、計画の達成評価が行われることがほとんどないこと、などが明らかにされた。 こうした解析等の結果を踏まえて、資源環境計画に関する体系化の一具体例として、地域住民が「むらの景観をまもりそだてる」ための計画の策定から実行、評価、計画の見直しにいたる一連のサイクルに関する手引書の作成を企画し、原稿の執筆に着手した。
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Report
(3 results)
Research Products
(12 results)