FK506結合蛋白質(FKBP)のクロマチン構造変換活性の解析
Project/Area Number |
17659014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biological pharmacy
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
堀越 正美 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教授 (70242089)
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Project Period (FY) |
2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
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Keywords | FKBP / PPIase / クロマチン / rDNA / 免疫抑制剤 / CIA / JDP2 / NF-κB |
Research Abstract |
1.FKBPによるヒストンのプロリン異性化の発見 a.これまでにFK506結合蛋白質(FKBP)がヒストンシャペロン活性を持ち、rDNAサイレンシング反応に関与するといった性質を見出したことから、ヌクレオソーム中のヒストンに働きかけることが考えられた。そこで、ヒストン中に局在するプロリン残基に着目し、FKBPのプロリン異性化酵素活性を指標に異性化を行うターゲットとなるプロリン残基を探し同定に至った。 b.ヒストンのプロリン残基周辺アミノ酸配列をGST融合蛋白質として精製し、FKBPと相互作用することを試験管内で確認した。また、細胞内でFKBPと相互作用しrDNAサイレンシング反応に協調的に作用する因子を同定するためのスクリーニングの準備を終え、解析を進めている。 c.これまでに示したFKBPのPPIase活性中心に変異を加えた酵母株において、rDNA領域でのサイレンシングが強まるという知見から、FKBPが異性化を行うヒストンの残基に変異を加えることで同じようにサイレンシングが強まることを予測し、検定を進めている。 2.DNA、結合性因子JDP2がヒストンシャペロンであることの発見 本研究の将来的な見込みを考え、ヒストンシャペロン活性を有する新しいタイプの因子を明らかにする解析を行った。既に我々が示したCIAがNF-κBと立体構造がほぼ同じであるという知見から、ある種のDNA結合性をもつ因子がヒストンシャペロン活性を持つことが考えられた。そこで、今迄に明らかになった物性からヒストンシャペロン活性を有すると考えられるDNA結合性因子に関して、ヒストンシャペロン活性が有するかどうかを検定した。その結果、G1→S期制御因子である因子JDP2がヒストンシャペロン活性を有することを発見した(論文発表済)。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)