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第3、第4染色体転座家系解析による眼振関連遺伝子の同定

Research Project

Project/Area Number 17659269
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Neurology
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

庄司 敏  理研, 研究員 (30360564)

Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords眼振 / 染色体転座 / 疾患原因遺伝子
Research Abstract

研究代表者はかつて内科臨床医として勤務していたが、平成8年当時、当該患者およびその家族に、先天性眼振とその原因として蓋然性が高い第3、第4染色体間の転座を確認していた。本研究は転座部位を詳細に検討することにより、眼振関連遺伝子を同定しようとするものである。
研究には患者血液の確保が必要であるため、現在も患者が継続通院している医療機関を通して、患者さんへの研究協力要請を行った。本研究の医学的意義や倫理的問題、個人情報の問題等を患者と面接の上で十分に説明した後、患者さんから血液提供を受けることができた。
提供された血液は3分割し、染色体標本およびDNA標本の作製とEBウイルスによる株化を行った。染色体標本については、約10年前にはGバンド法による核型解析しか実施されていなかったため、今回染色体ペインティングプローブを用いることにより、第3、第4染色体間の転座を改めて確認した。同時にGバンド法での核型解析も再施行し、切断点を3q25および4q31.2-q31.3付近と決定した。これらの観察に基づき、FISH法による転座点の絞り込みを計画。予想切断点周囲のBACクローンを購入し、FISHプローブ作成用のDNAを回収した。今後は作製した染色体標本でFISH法を行い、転座点をさらに狭めていく予定である。
また整備が進みつつあるゲノムや遺伝子に関するデータベースを利用した原因遺伝子の探索も試みている。これまでの報告に基づいて原因候補遺伝子を選定し、欠失などの大きな変異の有無を検討しているが、現時点では明らかな異常を同定していない。
本研究は、現時点においては端緒についたばかりであるが、材料や方法などは整備されつつあり、来年度中には転座点を決定したいと考えている。

Report

(1 results)
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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