抗サイレンシング効果を有する小分子化合物の同定と作用機序解明
Project/Area Number |
17659292
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hematology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
松岡 雅雄 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (10244138)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | メチル化 / 発がん / エピジェネティクス / DNAメチル化 / サイレンシング / 転写抑制 / 抗がん剤 |
Research Abstract |
1)抗サイレンシング機序の解明: 我々が同定したハロゲン化チミジン化合物の抗サイレンシング機序を解析し、この化合物がDNAメチル化には影響を与えず、ヒストン修飾を変化させることを明らかにした。 2)ハロゲン化チミジン化合物と他の抗サイレンシング効果を有する小分子化合物との併用効果: ハロゲン化チミジン化合物をDNAメチル化阻害剤である5-aza-dCと併用すると強い相乗効果が認められた。類似の構造を有する化合物であるが、作用機序の違いにより相乗効果が認められるものと推測された。 3)生体内における抗サイレンシング効果の解析: p16遺伝子、ウイルス抗原の発現がDNAメチル化で抑制されていることが確認されているATL株(ED,ATL-43T)を免疫不全マウスに接種し、腫瘤形成の後に同定した化合物(ハロゲン化ヌクレオシドを含む)を投与し抗腫瘍効果、抗サイレンシング効果を解析したが、ATL細胞ではp16,tax遺伝子の発現回復は認められなかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)