発生工学的手法を用いた白血病関連転写因子の機能解析
Project/Area Number |
17659295
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hematology
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Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
三谷 絹子 Dokkyo Medical University, 医学部, 教授 (50251244)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 光 獨協医科大学, 医学部, 講師 (60282638)
牧 和宏 獨協医科大学, 医学部, 講師 (50337391)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 転写因子 / TEL / GATAl / ES / トランスジェニックマウス / ヘモグロビン / ALAS-E / β-globn / GATA1 / 赤血球 / 赤芽球 / 巨核球 / TER119 / EPO / AML1 / Evi1 / 急性巨核芽球性白血病 / 血小板ペルオキシダーゼ / ノックインマウス / キメラマウス |
Research Abstract |
12p13転座の標的遺伝子TELの赤芽球分化に果たす役割を解析する目的で、GATA1遺伝子の赤芽球特異的調節領域(pIE3.9)の制御下にTELを発現するトランスジェニックマウス(Tg;BDF1)とES(J1)細胞を作製した。GATA1-TEL Tgではコントロールマウスに比して統計学的有意差をもってヘモグロビン値の増加が観察された。白血球数および血小板数に差は認めなかった。骨髄細胞をEPOの存在下で培養するとCD71^<high>/TER119^+分画が、TPO存在下で培養するとc-kit^+/CD41^+分画が、GATA1-TEL Tgでそれぞれより高率に増加した。このことは、TELが赤芽球/巨核球共通前駆細胞を増輻する可能性を示唆している。さらに、GATA1-TEL TgのCD71^<high>/TER119^+分画では、ALAS-Eとβ-majorglobin mRNAの発現がより高値であった。このことは、TELがヘモグロビン生合成遺伝子の転写を直接的あるいは間接的に活性化させることを示唆している。一方、day7EBの造血コロニー・アッセイでは、GATA1-TEL陽性細胞はより多くのBFU-Eを産生した。CFU-GEMMの数には差がなかった。Day6EBからc-kit^+/CD71^+分画をソートし、OP9ストローマ細胞上EPO存在下で培養すると、GATA1-TEL EB細胞ではより高率にCD71^<high>/TER119^+分画が増加した。このことは、ES細胞においても、TELは赤芽球系前駆細胞を増幅することを示している。TELは様々な分化段階の赤芽球に作用して、その分化・増殖を促進していると考えられた。
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Report
(3 results)
Research Products
(29 results)