Project/Area Number |
17659312
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pediatrics
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
小島 勢二 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20313992)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷ヶ崎 博 名古屋大学, 医学部附属病院, 助手 (90378141)
鈴木 治彦 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (90283431)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 制御性T細胞 / 慢性GVHD / 同種幹細胞移植 / 同種骨髄移植 |
Research Abstract |
本研究の目的は、マウスで発見されたTreg機能を持つCD8^+/CD122^+細胞分画が、ヒトにおいても同様にTreg機能を示すかを、造血幹細胞移植後の臨床検体を用いて検討することである。 1)第3者健常人末梢血単核球(5×10^4)を用いて、リンパ球混合培養(MLR)をおこない、この系に同種幹細胞移植後にCD8^+/CD122^+細胞分画の著増(CD8分画中の89.9%)がみられた患者由来末梢血単核球を添加してMLRを抑制するかを検討した。CD8^+分画(1×10^4)を添加した場合は、MLRを顕著に抑制したが、CD8^-分画ではMLRの抑制が見られなかったことよりCD8^+分画にTreg機能を持つ細胞分画が存在する可能性が示された。 2)同種骨髄移植を施行した26例を対象に移植後、day20,40,60,80,100と継時的にフローサイトメトリーを用いてリンパ球分画におけるCD8^+/CD122^+細胞分画の割合を解析した。Day40,60,80におけるCD8^+/CD122^+分画(%)は、非血縁あるいは肌A不一致血縁ドナー間移植後(n=22)は47.2±33.6%,37.4±28.1%,41.9±31.8%で、HLA一致血縁者間移植(n=4)の12.3±12.4%,22.8±15.2%,13.5±12.3%と比較して、高い傾向がみられた。同様に慢性GVHDが発症した10例と発症がみられない17例とでCD8^+/CD122^+分画の割合をday60,day80とで検討したが、47.3±26.1%vs33.9±24/1%,58.2±34.3%vs30.5±26.3%と慢性GVHDの発症群で高い傾向がみられた。移植後のCD8^+/CD122^+分画の割合は個人差が著しく、今後は多数例においてはCD8^+/CD122^+分画細胞のin vitroにおけるTreg機能を中心にした検討が必要である。
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Report
(2 results)
Research Products
(25 results)