低酸素細胞増感剤を応用した新抗癌剤デリバリーシステムを用いた化学放射線療法の開発
Project/Area Number |
17659361
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
高井 良尋 東北大学, 医学部, 教授 (50107653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 幸司 東北大学, 先進医工学研究機構, 教授 (80375203)
仲田 栄子 東北大学, 医学部, 助手 (60375201)
古本 祥三 東北大学, 先進医工学研究機構, 助手 (00375198)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 低酸素細胞増感剤 / 放射線化学療法 / PET診断 / 低酸素細胞増感剤-抗癌剤ハイブリッド薬剤 / 放射線治療 / 低酸素細胞増感剤-抗癌剤リンク薬剤 |
Research Abstract |
これまでの研究で、PETによる低酸素細胞画像化新薬剤[18F]FRP-170の合成に成功し臨床応用を開始しており、臨床的に低酸素細胞が多いことによる治療抵抗性悪性腫瘍をあらかじめ予測する事が可能となっている。昨年度に作成した低酸素細胞増感剤と抗癌剤を結合させた新化学放射線療法用リンク薬剤(RP-170と5FUのリンク薬剤)のドラッグデザインのうち、5FUとRP-170、1分子ずつのハイブリッド薬剤は、5FUの1位と3位の窒素の反応性が似ているため1位のみにRP-170を導入する条件は難しかったため現在、条件を見つけるための研究を続けている。しかしながら、今年度は5FUの1,3位の窒素にRP-170を1分子ずつ結合させたハイブリッド薬剤TX-2241の合成に成功した。 この薬剤を用いて、酸素下条件で培養細胞に対する殺細胞効果をコロニー法にて調べた。その結果、この薬剤には、全く殺細胞効果がないことが判った。現在、放射線との併用効果、低酸素下での殺細胞効果を調べている。酸素細胞下で殺細胞効果がないことは、毒性の低い化学放射線療法用薬剤としては第1の条件をクリアしており、低酸素下で放射線照射をしたときの殺細胞効果が大きければ理想的な化学放射線療法剤となりうる。なおPET薬剤として開発された、[18F]FRP-170は「新放射化合物[^<18>F]FRP-170(ニトロイミダゾール誘導体)」として「米国特許:US 6,743,925 B1」(筆頭発明者:高井良尋)を取得している。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)