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髄膜とPA6との比較検討によるドーパミン産生神経誘導能の解明

Research Project

Project/Area Number 17659442
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Cerebral neurosurgery
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

高橋 淳  京都大学, 医学研究科, 講師 (10270779)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 橋本 信夫  京都大学, 医学研究科, 教授 (40135570)
Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
KeywordsES細胞 / 神経誘導 / ドーパミン産生神経
Research Abstract

ES細胞からドーパミン産生神経を誘導する方法として、SDIA(Stromal cell-Derived Inducing Activity)法および5 step法が知られている。前者は後者に比べ手順が簡便でより多くのドーパミン産生神経を得られる点で優れているが、マウス由来フィーダー細胞を使うのでマウスの病原体や遺伝子が移植の際に混入する可能性があり、このままでは臨床応用はできない。そこで我々は、SDIA法における重要な要素を抽出及び同定し、マウス細胞を使用しない新しい方法を開発した。
SDIA法は新生マウス頭蓋骨由来のPA6細胞をフィーダーとしてES細胞を播種し、コロニーを形成させることでドーパミン産生神経を誘導させる方法である。我々は、マウス胎児由来髄膜細胞との共培養によっても、ドーパミン産生神経誘導が可能なことを明らかにした。神経誘導活性の主な要妻として、細胞外基質及び液性因子の2つが考えられる。ドーパミン産生神経の分化過程に作用する液性因子のうち髄膜細胞とPA6細胞に共通して発現するものを検索したところ、Wnt5aとTGFβ3の2つが見つかった。髄膜細胞によるドーパミン産生神経誘導活性は胎児のステージによって違い、この活性の強さとWnt5aの発現量に相関関係がみられたことから、SDIAにおいてWnt5aが重要な働きをしていると考えられた。

Report

(2 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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