精巣形成過程における生殖細胞に特異的なマイクロRNAの同定と発現解析
Project/Area Number |
17659524
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
瀧澤 敬美 日本医科大学, 医学部, 助手 (40386157)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀧澤 俊広 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (90271220)
竹下 俊行 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (60188175)
三嶋 拓也 日本医科大学, 大学院医学研究科, ポストドクター (00398877)
石川 朋子 日本医科大学, 医学部, 助手 (70212850)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | microRNA / マウス生殖腺 / 精巣 / 卵巣 / クローニング / 性差 |
Research Abstract |
哺乳類において、個々の組織・臓器に特異的なmicroRNA(miRNA)の機能は不明である。その解明のためには、個々の組織・臓器において、miRNAの発現プロファイルを明らかにすることが急務である。今回の萌芽研究で、その方法開発と、その応用としてマウス生殖腺におけるmiRNA発現プロファイル解析を行った。 今回我々は2度PCRを行いその産物を用いることによりクローンの効率的なconcatenationに成功し、大量のクロ,_ニング解析が可能となった。この解析により、1)成獣マウス精巣、卵巣から、それぞれ10,852個、11,744個のsmall RNAをクローニングし、その内、6,630個(116種類)、10,192個(120種類)の既存のmiRNAのクローニングに成功した。従来の報告と比較し、1〜2桁オーダーの異なる、組織・臓器レベルのmiRNAプロファイル解析が可能となった。2)約30個の精巣、卵巣に特異的、または他の臓器と比較し優位な発現をしているmiRNAを同定した。3)クローニングされたもののうち、既知miRNAに当てはまらず、バイオインフォマティクスを用いたマウスゲノム上の2次構造解析より、新規miRNAを18個同定した。4)卵巣特的に発現しているmiRNAsのうち、miR-351に関してin situ hybridizationを行い、顆粒膜細胞に特異的に発現していることを明らかにした。成果は投稿準備中である。 今回の萌芽研究により、種々の組織・臓器に応用可能なmiRNA発現プロファイル解析法の開発に成功し、miRNA機能解析のための組織特異的なmiRNAの同定が可能となった。生殖腺に関しては、この方法を応用して、さらに分離した特定の生殖細胞のmiRNA発現プロファイル解析が可能となったが、課題として残された。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)