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胎便性腹膜炎における胎便のマクロファージ活性化と炎症反応誘導に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17659554
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pediatric surgery
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

金森 豊  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20221187)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉山 正彦  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00270877)
朝長 哲弥  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (90217555)
Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords胎便性腹膜炎 / マクロファージ / 炎症性サイトカイン / 腹膜炎
Research Abstract

今年度はマウス胎児の腹腔内臓器と羊水を採取して成獣マウス腹腔内に注入する系を検討した。成獣マウスの体重が30gほどであるので、注入する臓器量はその約3分1として10gくらいが必要と考えた。これまでは臓器重量を重視して胎生18-19日の出生直前の胎児から臓器を採取していたがこれでは腹膜炎を誘導することができなかった。そこで胎生14-16日のマウスを帝王切開で得ると羊水量が多く得られることが判明した。羊水の炎症惹起作用を重視するために胎生14-16日の妊娠マウスを用いることにした。この胎生期では腹腔内臓器重量は減少するので、最終的には一匹の妊娠マウスから3gほどの臓器+羊水が得られる。このデータから、妊娠14-16日のマウス3匹分の胎児を得て羊水と腹腔内臓器を採取することとした。計5回の実験をおこなったが、この系を用いると採取できる臓器+羊水量は平均9.47gであった。これを成獣ICRマウスの腹腔内に注入した。昨年度までの実験による注入では腹膜炎はおこらなかったが、今回の実験では5回共に腹膜炎が誘導でき、注入されたマウスは約24時間後には死亡した。羊水を多量に含んだ注入が効果的であったと考えた。死亡したマウスの解剖の結果、すべてのマウスで注入した臓器が壊死に陥っており、腹腔内は汚染されていた。この腹腔内内容液を採取して炎症性サイトカイン測定をおこなう予定である。

Report

(2 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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