腹部内臓血行動態と蘇生後臓器機能障害との関連からみた新しい心肺蘇生法の開発
Project/Area Number |
17659569
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Emergency medicine
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
杉本 壽 Osaka University, 医学系研究科, 教授 (90127241)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 健太郎 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60379203)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | PCPS / 蘇生後脳症 / 腸管透過性亢進 / 心肺蘇生法 / アルゴリズム / 腹部内臓血流 / PCPS(経皮的心肺補助法) |
Research Abstract |
腹部内臓血流のPCPSによる早期再開、蘇生後の腹部臓器障害を検討するために以下の研究をすすめている ○胸骨圧迫式心マッサージ時の臓器血流分布とPCPSの早期導入 心肺蘇生法は、非常に有効な手技であるにも関わらず腹部臓器障害・不全、ならびに腸粘膜バリヤー機能の喪失に起因する重篤な合併症によって不幸な転帰をとることがある。心肺蘇生において静脈系から動脈系への逆流が生じていると考え、逆流を速やかに解除する手段としてPCPS(経皮的心肺補助)の早期導入を試みている。これにより導入率、生存退院、意識改善率ともに増加する結果を得ている。 本年は、以下の研究を進めた。 ○胸骨圧迫式心マッサージ時の臓器血流分布 心停止患者4人に対して、心肺蘇生終了時、診断目的にて造影剤を投与した後、胸骨圧迫を100回行った後、肝臓、心臓、頭部、各臓器でのCT値を評価した。造影CTでは、下大静脈、肝静脈は、上行大動脈や他の動脈と比較して強く造影されていた。以上より、心停止下では100回の胸骨圧迫式心マッサージでは、各臓器への血流は十分ではない可能性があり、逆向性の血流による静脈圧上昇が蘇生後の腹部臓器障害の合併症の一因になることを報告した。(2007年アメリカ心臓学会、scientific sessions、 Resuscitation Science Symposium)。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)