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コシャペロンDnaJ/HSP40による浸潤・転移機構の解明

Research Project

Project/Area Number 17659592
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pathobiological dentistry/Dental radiology
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

森藤 政代  九大, 大学病院, 助手 (90271113)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 荒木 令江  熊本大学, 大学院医学薬学研究部, 講師 (80253722)
田代 康介  九州大学, 大学院農学研究院, 助教授 (00192170)
Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords癌 / 浸潤・転移 / ストレスタンパク / マイクロアレイ解析 / プロテオーム解析 / ストレス / 同所性移植
Research Abstract

本研究はわれわれの今までの研究成果より、分子シャペロンのコシャペロン(補助因子)DnaJ/HSP40が癌の浸潤・転移能獲得を統治している中心的分子(黒幕分子)の1つと考え、DnaJ/HSP40と浸潤・転移能との関係を明らかにしようとするものである。
本年度の研究は、同所性移植法にて非転移性のヒト舌癌細胞株(DnaJ/HSP40非発現細胞)にDnaJ/HSP40を遺伝子導入し、DnaJ/HSP40発現細胞を作製し、転移能の変化の検討であった。いままでの解析結果より非転移性癌細胞と高転移性癌細胞間での発現の相違を認めている領域の発現ベクターと遺伝子導入細胞を作製したが、DnaJ/HSP40タンパクの発現を検出することができなかった。DnaJ/HSP40には約44種類あるので、発現細胞を作製するためには、まず、次年度の研究計画である44種類のDnaJ/HSP40と浸潤・転移能との関係を検討した。RT-PCR法を用いて非転移性癌細胞株と高転移性癌細胞株間での44種類のDnaJ/HSP40の発現を検討したところ、相違を認めたのは8種類であった(ただし検出条件設定ができていない分子が7種類あるため、現在ポジティブコントロールを探し、検討しているところである)。この8種類の分子のうちウェスタンブロット法にてタンパク質の発現が検出できたものは3種類であった(抗体の関係にて検出できていない分子があるため、それらの抗体の準備を行っている)。非転移性癌細胞および高転性癌細胞に低酸素・低栄養・抗癌剤(シスプラチン・タキソール・ブレオマイシン)等のストレスを添加すると、それぞれ2分子および3分子の遺伝子の発現が増強を示した。次年度では非転移性癌細胞と高転移性癌細胞間にてタンパク質の発現の相違を認める3分子とストレスによって増強を認めた分子の発現ベクターを作製することとした。

Report

(1 results)
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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