Project/Area Number |
17659608
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
補綴理工系歯学
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
江尻 貞一 (2006) 新潟大学, 医歯学系, 助教授 (40160361)
河野 正司 (2005) 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50014098)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 正司 新潟大学, 副学長 (50014098)
小林 博 新潟大学, 医歯学系, 助教授 (00225533)
田中 みか子 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (20361909)
芳澤 享子 新潟大学, 医歯学系, 助手 (60303137)
山田 一穂 新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (20397152)
江尻 貞一 新潟大学, 医歯学系, 助教授 (40160361)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | インプラント / 予後 / ヒト歯槽骨 / 微細骨構造 |
Research Abstract |
インプラントを長期的に良好に保つための因子として歯槽骨の質(骨梁の微細構造)は非常に重要な因子である。本研究は、インプラント植立の予後を占う基準としての骨質のデータベース化を試みる目的で、インプラント植立予定部位の歯槽骨を採取し、その骨梁構造、骨形成および骨吸収活性を検索した。 まず、前年度に実施したサル歯槽骨を用いた予備解析結果を国際誌に投稿し掲載された(J Dent Res:86,52-57,2007)。 次に、本プロジェクトに関する研究計画申請書を新潟大学歯学部倫理委員会に答申し承認を得た。同委員会の指示に従い、歯槽骨組織片提供に関する患者様への説明用資料と同意書を作成し、実際に患者様から提供いただいた歯槽骨を用いて、以下のような検索を行った。 インプラント植立時に、直径2.7mmのトレフィンバーで採取した歯槽骨試料を、ダイヤモンド・バンドソーを用いて未脱灰用試料と脱灰用試料に切り分け、未脱灰試料は高解像度マイクロCTを用いて3次元的微細骨梁構造解析を行った。その後、試料をヴィラヌエーバ骨染色し、MMA樹脂にて包埋。ブロックから研磨面を作成し、蛍光顕微鏡にて、骨形態計測を行った。 脱灰用試料はEDTA脱灰後、パラフィン包埋・薄切し、H-E染色およびTRACP(酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ)染色を施した後、組織学的・組織化学的解析を行った。 現在、すでに解析の終了した6検体に関する結果については、2007年5月に開催される第27回日本骨形態計測学会にて発表するが、発表時までに、さらに5検体について、データを追加する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)