転写因子相互作用による口腔がんの悪性形質獲得機構の解析
Project/Area Number |
17659622
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
進藤 正信 北海道大学, 大学院歯学研究科, 教授 (20162802)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 正伸 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 助教授 (80241321)
東野 史裕 北海道大学, 大学院歯学研究科, 講師 (50301891)
戸塚 靖則 北海道大学, 大学院歯学研究科, 教授 (00109456)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | E1AF / ETSがん遺伝子 / 転写因子相互作用 / E1AD / ETS がん遺伝子 / 転写機構 |
Research Abstract |
E1AFは我々がクローニングしたetsファミリー転写因子で、これまでにE1AFが口腔扁平上皮がんの50以上で発現し、細胞外基質分解酵素MMPの転写を亢進することで、がん細胞の浸潤・転移活性と深く関わっていることを明らかにしてきた。 5'-RACE法を用いてE1AFのプロモーター領域の解析をおこなった。その結果、E1AFのプロモーター領域にTATA boxは認められなかったが、二つのCAAT boxが転写開始部位より80bp上流と310bp上流に認められた。多数の転写因子結合モチーフが存在したが、とくにE1AF/PEA3結合モチーフが9個認められ、このような所見はE1AFの発現がself-regulatingなものである可能性を示唆するものであった。293細胞にE1AFプロモーターの全長を組み込んだルシフェラーゼ発現ベクターとE1AF発現ベクターを導入し、ルシフェラーゼアッセイを行ったところ、濃度依存性の発現亢進が認められE1AFによる自身の発現亢進が裏付けられた。 アデノウイルスがヒト細胞に感染した場合、ヒト細胞に存在するE1AFにより転写が活性化され、ウイルスの複製・増殖に関わっていることが示されてきたが、E1AFおよびetsファミリー転写因子ER8とERMの転写因子としての活性はE1Aにより抑制された。このような所見はE1AとE1AFなどのetsファミリー転写因子の間にnegative feedback機i構が存在することを示している。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)