Project/Area Number |
17659698
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Clinical nursing
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Research Institution | Aomori University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
木村 恵美子 青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (40325907)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | リンパ浮腫 / 生体インピーダンス法 / 患肢の挙上 |
Research Abstract |
1.目的:5cm下腿水平位状態で、医療徒手リンパドレナージを行い、その排液効果を検証する。 2.対象・研究方法:健常な男女18名の左脚にリンパドレナージ約25分をCDP上級セラピストが行った。測定は、安静臥床10分後(以下安静時)、ML施行後10分、30分、60分、90分、120分(計6回)でImp値とバイタルサインを測定し、終了後自記式アンケートを求めた。分析は、被験者18人の平均Imp値を求め、それぞれ対応のあるT検定を行った。 4.結果:排液効果について、平均Imp値から比較すると、安静時とどの測定時間においても有意であった。(p<0.001) 両脚の左右差については有意差はどの測定時間でもなかった。安静時とML120分後のバイタルの経時的変化において、脈拍のみに有意差があった。(P<0.000) 自記式のアンケートは、有効回答数18人(100%)の結果を得た。ML後の身体の変化では、【足が軽くなる】(9人)、【循環が良くなって温かくなる】(8人)、【だるさが取れる】(2人)など、挙上した状態でMLについては、【とても気持ちがいい】(4人)、全体的に心地よい"などがあった。 平成17・18年の研究の考察として、患肢の挙上は5cmが推奨されること、ML施行後の排液効果は120分まで一定の持続的効果があること、脈拍数が有意に低下したことは、リラックス効果もあるということが示唆された。
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