不均一な双方向性反射率分布関数の完全な計測とその高度利用
Project/Area Number |
17680018
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Perception information processing/Intelligent robotics
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
向川 康博 Osaka University, 産業科学研究所, 准教授 (60294435)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥25,090,000 (Direct Cost: ¥19,300,000、Indirect Cost: ¥5,790,000)
Fiscal Year 2007: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2006: ¥10,790,000 (Direct Cost: ¥8,300,000、Indirect Cost: ¥2,490,000)
Fiscal Year 2005: ¥9,880,000 (Direct Cost: ¥7,600,000、Indirect Cost: ¥2,280,000)
|
Keywords | 双方向性反射率分布関数 / BRDF高速計測 / 楕円鏡 / プロジェクタ・カメラシステム / 反射特性 / 双方向反射率分布関数 / 反射特性モデリング / プロジェクタ / BRDFの高速計測 |
Research Abstract |
本年度は、H17・H18年度に開発した双方向性反射率分布関数の計測システムの完成度を高めるため,以下の3項目について研究を行った. 1.反射光の解析と計測の効率化 単に反射光を計測するだけではなく,反射光の分布を解析することで,異なる分布特性をもつ拡散反射成分と鏡面反射成分に分離する方法を明らかにした.さらに,両成分を分離して取り扱うことにより,複数光源を同時に照明しながら計測できるようになり,計測時間の大幅な短縮と,計測データのノイズ低減を実現した。 2.計測データの効率的な記録 上記1の成果を発展させ,拡散反射と鏡面反射を別々に取り扱うことにより,両者の分布特性の違いを利用した効率的な記録方法を明らかにした.具体的には,視線方向に依らず一定の強度として観測される拡散反射成分は定数として,視線方向の鏡面方向に局所的に観測される鏡面反射成分は局所区間のみを記録することで,データ削減が可能となった. 3.計測データの評価 計測物体と同じ反射特性を持ったCGをレンダリングするシステムを構築し、計測データの目視評価を行った。さらに、複数光源の同時照明や、アダマール変換に基づく照明の多重化技術によるノイズ低減の効果を定量的に評価し、計測時間を増加させることなく、大幅にS/N比が向上できたことを確認した。
|
Report
(3 results)
Research Products
(20 results)