副作用を考慮した関数型問い合わせ言語の並列性に関する研究
Project/Area Number |
17700041
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Software
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
日高 宗一郎 National Institute of Informatics, アーキテクチャ科学研究系, 助教 (70321578)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 問い合わせ処理 / 関数型言語 / 並列性 / 副作用 |
Research Abstract |
本年度は以下の各項目に取り組んだ。 1. データモデルの再構築について、兄弟方向成分のコンストラクタおよび演算子の、並列処理に適した再定義をstructural recursion on unionとして行い、関数型プログラミング上の簡単なプロトタイプとして実装した。親子成分を併せた再帰処理の例としてdescendant軸が表現出来ることを示すことが出来た。 2. コストモデルに関しては、実環境を用いたモデルの評価を行った。並列処理の効果に繋げることは出来なかったが、4種類の実エンジンを用いて、経路式やエレメント構築のコストに着目したマイクロベンチマーク等を行った。これ等は電子情報通信学会論文誌およびNIIテクニカルレポート上で公表している。 3. 更新を考慮した言語仕様については、データベースプログラミングに関する国際会議DBPLに参加し、WWWの標準の代案となる、最適化に適した意味論についての講演を聴講するなど、調査を行った。初版の言語仕様に続き策定が始まっている後続の仕様であるXQuery Update Facility1.0についても調査を行った。更新の結果がPending Update Listという形式で明確に分離されている等、更新の影響の扱いが容易になるような念入りな設計がなされていることが分かった。 4. 最適化に相応しい意味論の部分的な提案を行った。データモデルへの更新のコストが軽減されるような形式的意味論を、既存の意味論への小さな変更という形で示し、既存研究との関係を踏まえて、国際会議ISITC2007で発表を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)