皮膚感覚ディスプレイによるボタン操作フィードバックに関する研究
Project/Area Number |
17700091
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
高崎 正也 Saitama University, 大学院・理工学研究科, 准教授 (10333486)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 超音波 / 弾性表面波 / レイリー波 / 皮膚感覚 / バーチャルリアリティー / ヒューマンインターフェース |
Research Abstract |
昨年度より開発を続けているペンタブレット型インターフェースと皮膚感覚ディスプレイを組み合わせて,ペンに黒炭で画用紙に線を描くときの感触に近い感覚を提示するデバイスの開発を継続した.電磁誘導式のペンタブレットインターフェースに着目し,このインターフェースを備えた液晶ディスプレイと弾性表面波振動子を組み合わせることを提案した.液晶表面に両面研磨の弾性表面波振動子を備え,振動子越しに液晶に表示される情報を視覚することが可能となった.ペンタブレットインターフェースのスタイラス先端には,ゴム膜とアルミニウム箔を備え,従来の皮膚感覚ディスプレイの原理を利用できるようにした.皮膚感覚ディスプレイとして制御するためにはスタイラスの位置の計測が必要であるが,この情報はペンタブレットインターフェースより獲得することができる.弾性表面波振動子の背面の液晶部分に情報を投影し,その情報をスタイラスで直接なぞるといった使用方法を可能とした.製作したインターフェースを用いて,実験を行った.色のついた矩形を表示し,それをボタンやアイコンに見立てた.皮膚感覚の提示により,ボタンの場所を探索することが可能であることを示した.ボタン操作(液晶ディスプレイ上のアイコンやボタンを含む)において,皮膚感覚のフィードバックがボタンの位置の認識に有用であり,視覚情報が欠落する場合においてこのフィードバックが有効であることを実験をとおして示した.
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Report
(3 results)
Research Products
(25 results)