索引分散管理システムにおける効率的なオンライン再編成法
Project/Area Number |
17700099
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
|
Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
樋口 健 University of Fukui, 大学院・工学研究科, 准教授 (50293410)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
|
Keywords | データ工学 / 並列データベース / 索引分散管理システム / 再編成処理 |
Research Abstract |
昨年に引き続き、索引分散管理システムのための再編成手法の効率化に関して研究を行った。特に、索引にレプリカを用いた場合の再編成処理の段階化と、索引分散管理システムにおける段階的再編成処理の終了判定方法やロック範囲の改良による段階的再編成処理の高速化について研究・開発を行い、検証および発表を行った。段階的再編成法の改良においては、再編成時に索引移動量に偏りがあるような場合に、終了判定方法やロック範囲を改良することによりアイドル状態になるプロセッサ数を軽減することができ、総処理時間の短縮を確認することができた。また、再編成による負荷に大きな偏りがなく、再編成によって検索処理が高速化するような場合においては、スナップショットを用いた一般的なオンライン再編成手法より短時間で処理可能であることも確認でき、本手法の有効性の実証につながった。これら研究のまとめとして、段階的オンライン再編成法として学術論文誌に投稿中である。一方、レプリカを用いた索引分散管理システム上における段階化による再編成処理の効率化についても検証を行い、いくつかの場合において効率化を確認できた。これら成果を国内学会において発表を行った。このシステムに関しては、更なる検証が必要であるが、高速化のためにレプリカを用いるシステムが多くなってきた現状で、再編成、またはデータマイグレーションを効率的に行うための手法の提案への足がかりになるものと期待される。
|
Report
(3 results)
Research Products
(10 results)