多人数のヘッドマウントカメラ映像と環境観測情報の統合による個人行動情報の獲得
Project/Area Number |
17700202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Perception information processing/Intelligent robotics
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Research Institution | Future University-Hakodate |
Principal Investigator |
長崎 健 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (70325893)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 視線検出 / ヘッドマウントカメラ / 記憶想起支援 / 画像認識 / 局所特徴量 |
Research Abstract |
1.研究の背景 ウェアラブルシステムをいたユーザー支援システムは,日常生活をサポートするシステムとして期待されている.このようなユーザー支援システムの一例として,日常生活の様子を常時記録し,得られた記録情報を元に記憶想起を補助するシステムがある.記憶の補助を行う場合,大量のセンサ情報を要約し,ユーザーに提示する必要がある. 2.研究の目的 本研究では,ユーザーの頭部に装着した小型のビデオカメラを用いた視線方向の映像,生活環境に設置したカメラの映像,他のユーザーに装着したカメラ等の撮影方法の異なる複数のカメラ映像を組み合わせて扱うことで,ユーザーの行動やユーザーの周辺環境に対する作用など,ユーザーに関する情報の自動獲得を行う.情報を獲得する際は,ユーザーによる再利用を考慮し,映像間の関係や映像に写された特定の物体に対する関係などに基づき,情報を構造化して記録する. 3.研究の成果 本年度の研究では,行動情報を環境内のカメラと人に装着したカメラ情報の融合を目指した.そのため,環境に設置されたカメラ映像から,カメラ情報の融合に利用できる人の行動に関する情報を抽出するための提案を行った. (1).環境に設置したカメラによる人の注視位置の抽出 環境に設置したカメラから人の視線方向の抽出を行うためのアルゴリズムを提案した.このアルゴリズムでは,日常生活空間を対象としているので,頭部が自由の動く状態で用いることができるものである.また,このアルゴリズムは,ステレオ視と異なり一つのカメラの観測情報から抽出している.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)