女性労働者のためのストレスマネジメント教育プログラムの開発
Project/Area Number |
17700527
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied health science
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Research Institution | Fukuyama University (2007) Okayama University (2005-2006) |
Principal Investigator |
廣川 空美 Fukuyama University, 人間文化学部, 講師 (50324299)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 社会系心理学 / ストレス / ジェンダー |
Research Abstract |
1.職業形態とストレスとの関連性の検証 1-1)既存の労働者の追跡調査データを解析し、職種や教育歴の違いと健康、職業性ストレスと健康との関連性を分析した。男性には職種による健康への影響が強いことが分かった。また、女性にとっては職種よりも教育歴による健康への影響が強いことが分かった。さらに、男性の方が女性よりも職業性ストレスと健康との関連性が強いことも分かった。一方、職業に従事している女性の方が、育児によるストレスを低減させることが明確になり、女性の仕事とストレスとの関係を明確にするためには、職業性ストレスだけでなく、家庭のストレスも考慮する必要があることが分かった。 1-2)実施したストレスマネジメント教育プログラムでは、リラクセーション訓練の効果として、ストレスホルモン(IgA)が訓練を行ったグループが対照群に比べ有意に上昇し、免疫力を高める効果が示唆された。また、ストレスマネジメント教育プログラムを実践することにより、教育群は対照群に比べ、積極的にストレスに対処するようになったことが分かった。特に、アサーション訓練の効果としては、自立心を向上させ、他者との協調性を高める効果が期待できることがわかった。 2.職場のメンタルヘルス対策の考案および女性のためのストレスマネジメント教育プログラムのマニュアル作成:女性の労働者に必要と思われる職場のメンタルヘルス対策として、ストレスマネジメント教育の基礎に加え、アサーション訓練を特に強調したプログラムを作成した。女性の多い職場である医療保健現場での実践プログラムと、地域での育児中の女性を対象としたプログラムに加え、職場での管理監督者研修で行う実践プログラムを入れた、女性労働者のためのストレスマネジメント教育プログラムのマニュアルを完成させた。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)
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[Journal Article] Child-Related Strain for Mothers in a Japanese Community2007
Author(s)
Hirokawa, K., Asano, J., Masuno, M., Usui, Y., Yoshids, I., & Shimizu, H.
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Journal Title
The Family Journal 15
Pages: 16-23
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Peer Reviewed
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