科学的創造性の育成をめざした知識構築型実験・観察指導プログラムの産学官連携開発
Project/Area Number |
17700595
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Science education
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
山口 悦司 宮崎大学, 教育文化学部, 助教授 (00324898)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 科学教育 / 理科教育 / 創造性 / 知識構築 / 実験・観察 |
Research Abstract |
本研究の目的は,次の2点である. (1)理科が苦手な小学校教員,体験的・問題解決的な指導に不慣れな中学校教員が日々の授業で使うことのできる「知識構築型実験・観察指導プログラム(指導計画,実験観察素材・道具,デジタルコンテンツなどを一揃いにしたもの)」を開発する.その際,先進的な学校,教育委員会,教育系企業,社会教育施設等のパートナーシップに基づき,各機関が所有する科学的創造性に関する最先端の知を活用し,結集させることで,教育現場で役立つ実効性の高いプログラムを開発する. (2)開発したプログラムを教育現場で普及・浸透させる.インターネットなどを利用してプログラムを一般公開するとともに,教師向けワークショップを開催して幅広く提供する. 本年度は,上記の目的を達成するために,次の4点を実施した. (1)試作版プログラムの評価 宮崎県などの理科が苦手な公立小学校教師を目指す大学生に試作版プログラムを利用してもらい,その有効性を評価した.評価は,理科を教える自信に関する運勢ライン法,体験者のアンケート調査などを複合的に検討して行った. (2)プログラムの改良・完成 上記(1)の結果を受けてプログラムを改良し,プログラムを完成させた. (3)プログラムの公開と普及・浸透 完成したプログラムをインターネット等を通じて,保護者などに公開し,家庭におけるプログラムの応用的な利用を促進した.東京などでワークショップを開催して,プログラムを幅広く提供した. (4)研究成果のまとめと公表 研究の成果を科学教育などの国内学会発表及び学術論文としてまとめた.
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)