Budget Amount *help |
¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
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Research Abstract |
本研究課題の成果である流出シミュレーションの結果を,1回の国際学会(Estimation discharge in ungauged basin using comparative hydrological approach and distributed runoff model. Joint International Symposium "Environmental Changes and Earth Surface Processes in Semi-arid Temperate Areas". Ulaanbaatar, Mongolia. 2066, June.)にて発表し,また,2回の国内学会(分布型流出モデルによるPUBの地形特徴量の影響.日本地球惑星科学連合2006年大会.幕張.(2006年5月).分布型流出モデルを用いた比較水文学的手法に某づく流量未計測流域の流量推定について.日本地理学会2006年度春季学術大会,さいたま.(2006年3月))において発表した. 今年度は,衛星画像の精密幾何補正手法の開発を中心に研究を行った. 具体的には,EOS-Terra衛星搭載のASTERセンサのうち,夜間に撮影されたTIR(熱赤外)画像のオルソ補正を行うプログラムを開発した.TIR画像は昼間も撮影しているが,昼間の画像には放射と反射の両方が含まれており,正確な地表面温度を算出することは難しい.これに対し,夜間のTIR画像には放射のみが含まれており,比較的簡単な換算式で地表面温度が算出可能である.しかし,夜間はVNIR(可視近赤外)を撮影していないためにオルソプロダクト(レベル3A01に相当)が存在せず,山岳地域などの大起伏地域ではオルソ幾何補正をしなくてはならない.このプログラムは,昼間のVNIR画像から作成されたDEMプロダクト(レベル4A01に相当)と夜間に撮影されたTIRのレベル1B画像を用いてオルソ幾何補正を行い,夜間のオルソ画像を作成するものである.
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