大都市圏における密度指標としての公共緑地の配置計画の評価
Project/Area Number |
17710035
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Environmental impact assessment/Environmental policy
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Research Institution | The University of Electro-Communications (2006) Nagoya Sangyo University (2005) |
Principal Investigator |
山本 佳世子 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 助教授 (60311445)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 公共緑地 / 都市密度 / GIS / 土地利用 / 大都市圏 / 土地利用規制 / GIS(地理情報システム) / 密度指標 / 中部大都市圏 / 緑地 |
Research Abstract |
緑地は多様かつ貴重な機能を持っていることから、地域環境のたいへん重要な構成要素であることが広く認識されている。本研究はこれまでの研究成果を基盤とし、緑地のうちでも公園・都市緑地等の公共緑地に着目して、主にわが国の大都市圏を対象とし、密度指標としての公共緑地の配置計画の評価を行うことを目的とした。そのためには最初に、各大都市圏において、GISを利用して大都市圏の中心地からの距離帯ごとに公共緑地の分布や配置計画の現状把握を行った。そしてこの結果をもとに、人口密度や市街地の面積割合などの他の密度指標と公共緑地量との関連性を解析したうえで、公共緑地の配置計画の評価を行った。次に各大都市圏の中心地からの距離帯ごとに評価結果を整理し、評価結果の比較・検討を行う。また評価結果をもとに、各大都市圏における公共緑地の不足地域を地区単位やメッシュ単位で指摘したうえで、導入可能な改善方策についても提言した。 既往の関連研究の成果から示された技術的な障害を克服し、人工衛星画像データ等をもとに対象地域における電子地図形式のデータベースを作成したうえで、密度指標としての公共緑地の配置計画の評価を行った。そのためには、本研究の一連の作業過程でGISを利用し、独自のコンピュータ・プログラムを開発した。これらのことにより、細かい地区単位で公共緑地整備が必要な地域を指摘し、問題地区において導入可能な改善方策を提言することができた。 また国内外の既往研究の成果から一歩踏み込み、GISによりわが国の大都市圏における公共緑地の配置計画の評価を行ったうえで、各研究対象地域における評価結果の比較・検討を行うことができた。このようなことにより関連分野の既往研究とは異なり、これまでの研究過程における国内外の緑地整備に関する調査結果も踏まえ、評価結果をもとに各研究対象地域で導入可能な施策を具体的に提言する点でも本研究の特性を示した。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)