Project/Area Number |
17710143
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
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Research Institution | Fukushima University (2007) Ishinomaki Senshu University (2005-2006) |
Principal Investigator |
石岡 賢 Fukushima University, 共生システム理工学類, 准教授 (70326734)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | テクノロジーマネジメント / 製品開発 / イノベーション / マーケティング / 経営戦略 / マーケティング戦略 / 製品戦略 / 新製品 |
Research Abstract |
テクノロジー・イノベーションの市場における戦略的な製品開発を行うための製品開発戦略概念モデルの構築を研究目的としている。平成19年度では、これらを達成するための競争ファクターの再検討とそれらのレビュー、新たな戦略概念モデルの提示、そして、ケーススタディとしてデジタルカメラ市場などを取り挙げて革新的新製品に対する戦略適用について考察した。これまでの研究により検討された戦略立案手法に従い、はじめに"競争ファクター"の提示を行った。そして、以前より使用している革新的製品であると認識されるための3つのファクター(1.製品の性能と機能、2.新製品を投入する速度、3.他の競合製品に対する影響)について若干の変更を加えた。具体的には、近年、製品が競争力を保つために重要視されつつある「製品のスタイル」を競争ファクターとして新たに加え、現行の市場へ適用可能な製品開発戦略コンセプトを提示している。この新たなファクターと「製品の機能性」、「製品の技術」の2つのファクターと組み合わせて戦略モデルを構築することにより、企業は製品特徴から分類される競合的ポジションニングを確立することができる。そして、これらを基に製品開発戦略の立案・運営も可能となる。また、ケーススタディとしてこれらの戦略概念をデジタルカメラ市場などの科学技術製品市場に適用し、スタイルとマーケットシェアの関係について分析を行い、これらの新たなファクターを用いた製品開発マネジメントの可能性を示した。
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