介護専門職におけるパラリーガルとしての役割と業務に関する研究
Project/Area Number |
17730339
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social welfare and social work studies
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare (2007) Higashi Nippon International University (2005-2006) |
Principal Investigator |
梶原 洋生 Niigata University of Health and Welfare, 社会福祉学部, 講師 (00382797)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 介護専門職 / 介護実務 / 人権擁護 / 生活支援 / トリアージ / パラリーガル / 介護福祉 / リーガルアプローチ / ローヤリング |
Research Abstract |
介護福祉の領域では、その資格制度創設時から利用者の人権擁護を謳い、今般の関連法改正ではその視軸を明確化するなど、学界でも実務でもその権力擁護的な役割を掲げているが、その一方で業務の実態は社会保障制度の中で医療的なケアを期待されるなど、医療類似の様相も否定できない。本研究はこの混沌を整理する捉え方として二つの座標軸の設定を理論化したものである。このひとつはリーガルプロフェッションとしての軸、いまひとつはメディカルプロフェッションとしての軸である。とくに従来不足していたパラリーガルとしての役割と業務の方向性を明らかにすることで、このリーガルプロフェッションとしての軸が提示されれば、上記二つの座標軸の関係性から業態の位置づけを整理できると考えられた。 具体的には以下の作業を行った。 (1)介護業務におけるパラリーガルモデルの構築。 (2)ソーシャルワーカーにおけるパラリーガルモデルとの比較。 (3)従事者などについてのステークホルダー分析。 (4)介護職における法的視軸の体系化(関連法規の連関分析)。 (5)障害児などに関する教育法制との交錯領域の発掘。 (6)研究成果物の執筆・発表 以上のとおり、当該研究計画に従った手順・方法となる研究を、検証と修正の繰り返し・反復で実行し、よって計画通りの水準で一定成果を得るに至ったものと思料する。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)