Project/Area Number |
17730445
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
千賀 愛 Hokkaido University of Education, 教育学部, 准教授 (10396335)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | ジョン・デューイ / 補償理論 / 多文化協同 / 多様な教育的ニーズ / G.S.ホール / 実験学校 / 児童研究 / 特別教育史 / 特別な教育的配慮 / 個人差 / 発達 / デューイ実験学校 / アメリカ特別教育史 |
Research Abstract |
19年度は、前年度末の3月に実施したマサチューセッツ州のクラーク大学およびイリノイ州のシカゴ大学における貴重史・資料の収集を行い、その関連資料の分析に基づいて研究発表・論文執筆を行った。本年度は、「クラーク大学教育学科の児童研究とマサチューセッツ州Worcester市の児童・教育問題-1890-1900年代を中心に」および「G.S.ホールの児童研究における「標準的知能」と発達の個人差への教育学的探究:1890-1900年を中心に」の2つの研究課題に取り組み、それぞれ学会発表を行った。G.S.ホールを中心に児童研究に取り組んだクラーク大学教育学科が、マサチューセッツ州Worcesterの公立学校における健康保健・体育と無断欠席・怠学児の問題に対する教育委員会の取り組みとどのように協力し、関わりがあったのかを分析した。分析の対象となった史・資料は、ホールの関連文献、クラーク大学の関連文書(Register)、G.S. Hall Papers (Clark University, Robert Goddard Library, Special Collection)および1880-1900年までのWorcester教育委員会年報(Report of the Worcester Schools)であった。 日本教育学会および特別ニーズ教育学会での学会発表時における専門家の意見をもとに、内容を若干修正し、「クラーク大学教育学科の児童研究とマサチューセッツ州Worcesterの児童・教育問題:1890-1900年代を中心に」の論文としてまとめた次第である。
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