Project/Area Number |
17730484
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sociology of education
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
鴨川 明子 早稲田大, 教育・総合科学学術院, 助手 (40386545)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 比較教育 / 東南アジア / ジェンダーと教育 / 女子教育開発 / 性役割 / 進路形成 |
Research Abstract |
マレーシアの教育(とりわけ進路や進学)に関する先行研究から、後期中等学校を終了した後、エスニック集団別に進路分化することが既に明らかになっている。しかしながら、進路分化をもたらす要因は、生徒の属するエスニック集団の特性に求められることが多く、生徒自身の選択という側面からは十分に議論されてこなかった。それゆえ、自らの性別、エスニシティ、階層あるいは宗教により特徴付けられる価値観を取捨選択しながら、生徒が進路を選択していく過程や構造をモデル化することによって、進路形成のダイナミズムを明らかにすることを目的として研究を進めてきた。 初年度は、中等後教育機関における進路形成に関する質問紙調査の分析に重点を置いた。主な作業は以下の通りである; (1)青年期女性の進路選択について、既に実施してきた3次にわたる質問紙と面接調査の結果(於:マレーシア・ペラ州・カンパー、対象:後期中等学校女子生徒および終了生)についてコーディングした。 (2)エスニック集団および階層により分類し、進路形成の意味の多様性を類型化した。 (3)上記の作業と同時に、研究計画について、アジア比較教育学会(2005年5月、於:マレーシア・バンギ)で諮り修正した。 (4)初年度の研究の成果については、最終年度に予定している日本および他国との比較を念頭に置き、途上国研究の教育とジェンダー研究の動向を論文(雑誌論文1)としてまとめるとともに、女性のキャリア形成支援に関する報告論文(同2)に公表する予定である。
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