Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
研究最終年度の平成19年度においては、昨年度に引き続き米国州立大学を中心としたRCB/RCMの実践に関わる理論・実証両側面における先行研究の整理を行った。また昨年度実施した、日本においてRCB/RCMに類似したシステムを導入している国立大学関係者に対する聞き取り調査と平成18.19年度において実施した、RCB/RCMの先進的取組を進めている米国州立インディアナ大学における聞き取り調査の整理とまとめを行った。これらの作業から、法人化を契機として、日本の学内資金配分が米国州立大学におけるRCB/RCMなどの、自己資金拡大にむけたインセンティブメカニズムを内包する形に急速に変わってきている実態が明らかになった。上記の研究内容に関してComparative International Education and Society (2008年3月17-21日・米国・NY ・ Columbia Univ ・ Teachers Col lege) において、Academic Capitalismの概念を援用しつつ、日本の学内資金配分の実態について発表を行った。
All 2008 2005
All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)
IDE 現代の高等教育 2006年1月号
Pages: 67-72
40007093245