米国州立大学におけるRCB/RCMの実態と国立大学への応用可能性に関する研究
Project/Area Number |
17730488
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sociology of education
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Research Institution | Hiroshima University (2007) Center for National Univercity Finance and Management (2005-2006) |
Principal Investigator |
島 一則 Hiroshima University, 高等教育研究開発センター, 准教授 (70342607)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 国立大学 / 資金配分 / 学内資金配分 / Academic Capitalism / 高等教育財政 / 高等教育財務 / 自己収入 / 授業料収入 / 財政 / 財務 / RCB / RCM / 授業料 / 高等教育 |
Research Abstract |
研究最終年度の平成19年度においては、昨年度に引き続き米国州立大学を中心としたRCB/RCMの実践に関わる理論・実証両側面における先行研究の整理を行った。また昨年度実施した、日本においてRCB/RCMに類似したシステムを導入している国立大学関係者に対する聞き取り調査と平成18.19年度において実施した、RCB/RCMの先進的取組を進めている米国州立インディアナ大学における聞き取り調査の整理とまとめを行った。これらの作業から、法人化を契機として、日本の学内資金配分が米国州立大学におけるRCB/RCMなどの、自己資金拡大にむけたインセンティブメカニズムを内包する形に急速に変わってきている実態が明らかになった。 上記の研究内容に関してComparative International Education and Society (2008年3月17-21日・米国・NY ・ Columbia Univ ・ Teachers Col lege) において、Academic Capitalismの概念を援用しつつ、日本の学内資金配分の実態について発表を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)