創造的問題解決を促すデザイン学習プログラムに関する研究
Project/Area Number |
17730489
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Yokohama National University (2006-2007) Hokkaido University of Education (2005) |
Principal Investigator |
大泉 義一 Yokohama National University, 教育人間科学部, 准教授 (90374751)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | デザイン / 創造的問題解決 / デザイン史 / 縦断カリキュラム研究 / 子どものデザイン / 題材開発 / 学習プログラム / 造形教育センター / 教材 |
Research Abstract |
本研究は,普通教育においてデザインがもつ教育的意義を検討したうえで,子どもの成長発達に即した学習プログラムを開発するものである。平成19年度では,以下の事項を遂行した。 1.我国の初等デザイン教育の黎明期における「子どものデザイン」概念の検討を通した普通教育におけるデザイン教育原理の創出 昭和30年代の社会変動とともに揺れ動いた「子どものデザイン」概念のあり様から,あるべき普通教育におけるデザイン教育の原理を考察し,明らかにした。 2.現代デザインや複合領域研究と美術教育の接点を探る原理的考察 原研哉をはじめとする現代デザイン理論をリードする論拠や社会学や生態学などの複合領域研究から,美術教育のあり方をとらえ直す試みを行った。 3.海外における研究内容の検討 イタリアのローマ日本人学校,現地学校等において,本研究で開発しつつある学習プログラムの有効性を検証した。これまでの研究成果により広い論拠を付与することができた。さらにイタリアにおける教育活動を視察し,現地の教育者から知見を得ることによって,新たな視点からプログラム開発を行うことができた。 4.デザイン教育プログラムの開発 以上の考察をふまえて,小中学校を縦断するデザイン学習プログラムの骨格を作成した。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)