Research Project
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
ドイツでは農業後継者確保の問題や、青少年への環境教育の必要性に関する課題解決のための一施策として、環境ボランティア研修制度(Freiwilliges Oekologisches Jahr)が実践され、有効に機能している。これは、16歳から27歳までの希望者が、1年間、農家グループや環境NPO等で、ボランティアとして作業や活動に携わり、その生活費(食費、交通費、小遣い等)の一部を連邦政府や州政府が負担するという制度である。本研究の目的は、この環境ボランティア研修制度のシステムや運営の実態、具体的プログラム、その効果を明らかにし、わが国での応用の可能性を検討することにある。2007年度は、バーテン・ヴュルテンベルク州における現地調査を行い、環境ボランティア研修制度のシステムや実態やその効果、及びそれを運営する環境NGOの活動内容の実態等を明らかにした。さらに、わが国での応用の実現に向け、研究代表者が中心となって、平成19年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に「地域環境・農業活用による大学教育の活性化-ネットワーク型農学校が大学と地域社会の未来像を創造する-」テーマで応募し、採択された。これらの実践はすべて、本研究が基礎となっている。
All 2008 2007 2006 2005
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生物工学会誌 85巻10号
Pages: 458-459
110006440414
有機農業研究年報 7
Pages: 198-213
2006年度日本農業経済学会論文集 2006年度
Pages: 340-346
10018691396
農業および園芸 第81巻第10号
Pages: 1053-1063
有機農業研究年報 6
Pages: 44-51
産業経済研究 第45巻4号
Pages: 573-596
110006424900