Project/Area Number |
17790208
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pathological medical chemistry
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
近藤 俊哉 京都大学, 再生医科学研究所, 助手 (80362523)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 骨代謝 / KOマウス / 軟骨代謝 / 血管形成 |
Research Abstract |
Chondromodulin-I(ChM-I)ノックアウトマウスの骨代謝を明らかにするため、骨形態計測を試みた。骨組織を凍結包埋し、粘着フィルムの支持のもとにタングステンカーバイド製刃を用いて薄切する方法(フィルム法)により骨組織切片を作製して、Villanueva Goldner染色を行った。しかし、現在までのところ、類骨と石灰化骨を明瞭に染め分けることが出来なかった。そこで次に、骨組織をGMA樹脂或いはMMA樹脂中に包埋し、これをタングステンカーバイド製刃にて薄切する方法を試みた。GMA樹脂包埋したブロックから得られた骨組織切片は全体的な骨の構造は維持されるものの、多くの骨の中央部で、組織が割れる部分が見られた。一方、MMA樹脂包埋したブロックから得られた骨組織切片は、周囲、内部共に構造が維持され、組織の割れる部分もほとんど見られなかった。現在、主にC57BL6バックグラウンドに戻し交配したChM-Iノックアウトマウス(12週齢雄)から脛骨を採取し、MMA樹脂中に包埋する方法により切片を作製し、Villanueva Bone染色、或いはVillanueva Goldner染色により骨代謝に関する解析を進めている。これらの結果をもとに、ChM-Iノックアウトマウスの骨代謝における表現型に対するバックグラウンドの影響ならびに骨代謝におけるChM-Iの作用を示すデータを蓄積している。今後、骨代謝疾患に対する本ノックアウトマウスの代謝応答を含めて展開する準備を進めた。
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