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MyD88依存性、非依存性情報伝達経路の活性化機構の解析

Research Project

Project/Area Number 17790296
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Bacteriology (including Mycology)
Research InstitutionNational Institute of Health Sciences

Principal Investigator

大西 貴弘  国立医薬品食品衛生研究所, 衛生微生物部, 厚生労働技官 (30321855)

Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords内在性免疫 / 免疫 / Toll-like receptor / TLR4 / MyD88 / 生態防御 / レセプター / TRIF
Research Abstract

本研究の目的はToll-like receptor4(TLR4)下流のMyD88を介する経路、介さない経路それぞれの活性化とTLR4の二量体形成との相関性について検討を行い、二つの経路における活性化機構を明らかにしていくことである。TLR4を細胞に過剰発現させるとリガンド非依存的に二量体を形成してしまうため、本研究ではインテグリンα5もしくはインテグリンβ1の細胞外ドメインにTLR4細胞内ドメインを結合させたキメラタンパクを細胞に発現させ実験を行った。インテグリンα5の細胞外ドメインとインテグリンβ1の細胞外ドメインを細胞に発現させると結合し二量体を形成するが、インテグリンα5、インテグリンβ1それぞれ単独では二量体を形成できない。平成17年度はこれらインテグリン細胞外ドメインとTLR4細胞内ドメインとのキメラタンパクのDNAコンストラクトの作成およびMyD88、TRAM、TRIFのcDNAのクローニング、またNF-κBおよびIFN-β依存性のレポータープラスミドの作成を行った。平成18年度はこれらのプラスミドを細胞に発現させ、細胞の活性化やTLR4の細胞内領域とMyD88、TRAM、TRIFとの結合を調べた。その結果、TLR4細胞内領域同士が会合することによりMyD88はTLR4細胞内領域と結合し、MyD88依存性の細胞内情報伝達経路が活性化された。TRAMを介したTLR4細胞内領域とTRIFとの結合には、TLR4細胞内領域同士の会合は必要ないことが示唆された。またTLR4細胞内領域同士を会合させてもTRAM、TRIFを介した細胞内情報伝達経路は活性化されないことが示唆された。これらの結果から、MyD88とは異なり、TRAM、TRIFを介した細胞内情報伝達経路の活性化は、TLR4細胞内領域の会合だけでは説明できないことが示唆された。

Report

(2 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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