プロテオミクスを用いた抗癌細胞自己抗体の検出と同定
Project/Area Number |
17790358
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Laboratory medicine
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
今福 裕司 福島県立医科大学, 医学部, 助教授 (40254015)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | プロテオミクス / 液相等電点電気泳動 / 逆相クロマトグラフィー / ELISA / proteomnics / cancer / autoantibody / isoelectric focusing / fractionation / reversed-phase HPLC / immunoassay |
Research Abstract |
前年度の研究において肺癌培養細胞A549の細胞溶解液を用いた1次元分画(液相等電点電気泳動あるいは逆相クロマトグラフィーによる分画)と患者血清との反応においてコントロールと比較して有意に強い反応を示す分画が見いだされた。しかし分画数が少ないため、一つの分画に膨大な種類の蛋白質が含まれており、最終的な同定が極めて困難であることから、本年度は2次元分画を行い、患者血清との反応性を検討した。 2次元分画として前述の液相等電点電気泳動による1次元分画(20分画)を用いて、これをさらに逆相クロマトグラフィーによりさらに80分画に分離してフラクションを回収し、凍結乾燥処理を行ってmobile phaseを除去後、適当なbufferにて溶解させた。これを抗原液として蛋白濃度を調整後、マイクロプレートに固相化し、その後患者血清と反応させ、ELISAにて検出を行った。 患者群とコントロール群で統計検討を行うと、患者群で有意に高い反応を示す分画が確認され、また有意に低い反応性を示す分画も確認され、何らかの意味のある所見とも考えられた。陽性分画には特異的抗原が存在すると考えられたが、残念ながら最終的なprotein IDを得るまでには至らなかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)