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骨格筋再生と筋ジストロフィーに対する細胞治療の基盤研究

Research Project

Project/Area Number 17790739
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pediatrics
Research InstitutionNational Research Institute for Child Health and Development

Principal Investigator

崔 昌浩  国立成育医療セ (80392497)

Project Period (FY) 2005 – 2007
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords移植・生殖医療 / 再生医学 / 細胞・組織 / バイオテクノロジー
Research Abstract

本研究で用いたヒト子宮内膜細胞はテロメラーゼ逆転写酵素サブユニット(TERT)遺伝子を導入して細胞寿命を延長したものである。従来、不十分であった移植に必要な細胞量の確保が可能になった。しかしながら、これらの子宮内膜細胞の増殖能および分化能、細胞のプロファイリングはほとんど明らかにされていない。そこで、本研究の遂行にあたり、まず、第一にこれらの子宮内膜細胞の増殖能を調べ、次に細胞表面マーカーおよびgene arrayによる細胞のプロファイリングと免疫不全モデルマウスへの細胞移植を行なうこととした。
具体的に、個々の子宮内膜細胞を10%の牛胎血清を含むDMEM培地で培養し、継時的に細胞数を計数して増殖曲線を作成することにより、子宮内膜細胞の増殖能を調べた。
次に、細胞のプロファイリングを行うため、フローサイトメトリーを用いて、ヒト子宮内膜細胞の表面マーカー;CD13,CD14,CD29,CD31,CD34,CD44,CD45,CD50,CDw90,CD105,CD117,CD133,CD140a,CD166の発現の検討を行なった。その結果、CD13,CD29,CD44,CD55,CD59,CDw90,CD166が強陽性で、CD54,CD117が弱陽性で、他は陰性であった。
次に、in vitroの検討により、子宮内膜細胞の骨格筋マーカー(MyoD, desmin, myogenin, dystrophin)の発現をRNAと蛋白レベルで確認した。
次に、免疫不全ジストロフィーモデルマウス(ジストロフィン欠損マウス)の作成を行った。具体的に、筋ジストロフィーmdxマウスと免疫不全SCIDマウスを交配させ、TailからDNAを抽出後、PCRによるGenotypingの検討を行なう。現在、免疫不全筋ジストロフィーモデルマウス(mdx/SCID)の作成は終了している。
さらに、これらの筋ジストロフィーモデルマウスの骨格筋にGFP陽性の子宮内膜細胞を(2,4,12,21)週間移植することにより、ジストロフィン及びGFP陽性筋繊維を形成されることも確認した。以上の結果は、今回確立した子宮内膜細胞は「活性化筋細胞」であり、骨格筋再生のための移植細胞源として有効性が高いということを示している。

Report

(1 results)
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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