MRIを用いた腫瘍潅流画像法による子宮癌の生物学的特性に関する研究
Project/Area Number |
17790851
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
小坂 信之 University of Fukui, 医学部附属病院, 助教 (60397247)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | MRI / 腫瘍潅流画像 / 子宮筋腫 / 子宮癌 / 血管床 / 治療効果判定 |
Research Abstract |
今年度は、子宮筋腫を用いた検討によって得られた結果である『MRIを用いた腫瘍潅流画像が骨盤領域においても正しく腫瘍血管床を反映しており、腫瘍血液量を視覚的に画像化することが可能である』という点について、英文論文を作成し、査読のある米国の学術雑誌に発表を行った。これにより、本方法が腫瘍血液量を正しく評価することができると言う点を示すことができた。 また、子宮癌については、昨年度の実績を踏まえ、さらに症例を増やし、化学療法と腫瘍潅流画像から得られた腫瘍血液量との関係について検討し、化学療法試行後には腫瘍血液量の低下が見られ、それを画像化することにより、視覚的に容易に認識できるという結果を得た。これら内容についても、学術雑誌に発表する予定である。 平成17年度科学研究費補助金で購入した動物用MRIコイルを用いて、当大学に設置されている超高磁場MR撮像装置(3テスラMRI)において、小動物の撮像実験を行い、小動物における至適撮像条件の検討を行った。これら動物実験系については、治療経過中の多時相での腫瘍潅流画像の撮影や治療経過中の組織との比較など、患者対象研究では困難な点を補う目的で本研究にとって重要なものである。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)