Project/Area Number |
17790972
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
久保田 尚 山口大, 医学部附属病院 (00379992)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 2005: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 脳血液関門 / 臍帯血幹細胞 / Tight junction protein |
Research Abstract |
研究の目的は、脳血液関門のin vitroモデルを用い、人臍帯血幹細胞migrationの機構を明らかにすることである。まずは正常脳血液関門モデル(C、5% CO_2、75% N_2)とBBB虚血モデル(1% O_2、5% CO_2、94% N_2)の違いについて検討した。培養液はserum freeのものを使用した。その際は20% O_2においても細胞障害性を認めた。1% O_2で細胞障害性がわずかに認められる虚血後3時間を選択した。当初血管内皮細胞は初代培養のものを用いが,培養状態が不安定であった。血管内皮細胞特異的な第8因子も50%のみが染色される状態であった。そのためHUVECを血管内皮モデルとして用いることとした。H^3イヌリンを用いた透過性実験では、虚血モデルにおいて統計学的に優位な透過性の亢進はなかった。同様に20% O_2、1% O_2のもとでoccludin、claudin-1、claudin-5、ZO-1、ZO-2のtight junction proteinsの発現も大きな変化をみとめなかった。本年度はstem cellのmigrationの実験を本格化していく予定である。BBB虚血-再還流モデルも同時に使用することとした。
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