前立腺癌におけるTip60のアンドロゲン依存性および放射線感受性への関与
Project/Area Number |
17791078
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Urology
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
亭島 淳 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助手 (20397962)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | RIZ1 / DNAメチル化 / アンドロゲンレセプター / p53 / 前立腺癌 / Ku70 / DNA修復 / 腎癌 |
Research Abstract |
1)前立腺癌におけるRIZ1遺伝子のDNAメチル化解析 前立腺癌、腎癌組織における免疫組織化学的検討により正常組織に比較して染色性の低下を認める分子群が同定され、癌組織における発現低下が示唆された。その発現低下のメカニズムを解明するため、各々の遺伝子について、メチル化特異的PCRを用いてDNAメチル化の解析を行った。その結果Rb蛋白の結合蛋白の一つをコードするRetinoblastoma-interacting zinc finger gene(RIZ1)について、前立腺癌組織の42.6%においてDNAのメチル化が認められた。RIZ1におけるDNAメチル化の検出率はGleason score7以上の群では53.3%と、Gleason score6以下の群での23.5%に比較して高率であった。また、前立腺癌細胞株のうちPC3において、DNAメチル化による-RIZ1の発現消失と、脱メチル化剤添加による発現回復が確認された。これらの結果より、DNAメチル化によるRIZ1の発現低下が前立腺癌の発生や増殖に重要な役割を果たしている可能性が示唆された。 2)アンドロゲン非依存性前立腺癌細胞株の樹立 アンドロゲン依存性前立腺癌細胞株LNCapをアンドロゲン除去下で長期間培養することにより、アンドロゲン非依存性増殖能を獲得した細胞株を樹立し、カソデックスの添加によっても増殖速度の低下が見られないことを確認した。現在このアンドロゲン非依存性LNCapの増殖特性についてさらに解析を準めている。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)