Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Research Abstract |
子宮体癌細胞株HHUA,HOUA,lshikawar細胞,卵巣癌細胞株RMG1, SKOV3細胞を用いて1)rea1-time PCR法にてEGFR,EGFRリガンドの発言2)TUNEL法によるCRM197存在下(24時間)によるアポト-シス細胞数(FACScanを用いて解析) 3)HHUA細胞(5×10^6細胞)をヌードマウスの皮下に播種し、腫瘍容量100mm^3以上(縦×横×横÷2)を形成した後、CRM 197(50mg/Kg) を腹腔内に10日連日投与し10週間経時的に腫瘍容量を測定した。 【成績】1)HHUA,HOUA,Ishikawa, RMG1,SKOV3細胞においてHB-EGFが他のEGFRリガンドに比較して特異的な高発現を示した。2)CRM197存在下では,非存在下圏に比較してアポトーシス細胞数はHHUA:13.89%,HOUA:9.02%,lshikawa:7.91%,RMG1:28.0%,SKOV3:6.0%と子宮体癌細胞株,卵巣癌細胞株ともにCRM 197による細胞死を誘導した。3)ヌードマウスにおける10週後の腫瘍容量はCRM197投与量(n=6):651±142mm^3 (mean±SE)、非投与群(n=6)1: 30±18mm^3とCRM197の著明な抗腫瘍効果を認めた。 【結論】HB-EGFは子宮体癌の標的分子である。HB-EGF標的治療薬CRM 197は、子宮体癌の新規分子標的治療薬となり得る。
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