骨代謝の神経性調節機構-感覚神経・交感神経・副交感神経の関わりについて-
Project/Area Number |
17791349
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Conservative dentistry
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小野寺 大 東北大学, 病院, 助手 (80312594)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 神経ホルモン・ペプチド / calcitonin gene-related peptide (CGRP) / neuropeptide Y (NPY) / vasoactive intestinal peptiode (VIP) / substance P (SP) / 骨代謝 / 破骨細胞 / 骨芽細胞 / 神経ペプチド / 神経ホルモン / 交感神経 / 副交感神経 / 感覚神経像 |
Research Abstract |
骨格系の統合性は、軟骨細胞による成長・骨新生、及び骨芽細胞・破骨細胞が営む骨再構築により維持されている。近年、これらの細胞の機能・分化の調節因子が分子レベルで次々と同定され骨格系の制御に関する理解は飛躍的に進歩した。しかしながら、それらの骨組織に感覚神経や自律神経などの神経が関与しているにもかかわらず、神経系が骨代謝に及ぼす影響に関する報告は殆どない。近年、臨床報告および組織化学的検索により骨代謝の神経性調節機構が示唆され始めている。そこで、本研究では歯槽骨を対象とし、その部位を支配している感覚神経・交感神経・副交感神経に電気刺激を与えた時のそれぞれの影響について各神経ホルモン・ペプチドの量およびレセプターの遺伝子発現について分子生物学的手法により検討した。 その結果、歯の電気刺激によりその神経支配領域である歯槽骨組織のcalcitonin gene-related peptide (CGRP)、neuropeptide Y (NPY)およびvasoactive intestinal peptiode (VIP)のレセプター(R)mRNA発現はそれぞれup-regulationしたことから骨代謝の神経性調節機構の存在が示唆された。一方,substance P (SP)レセプター(R)mRNA発現に変化はなかった。また、VIP mRNAの発現自体に変化は見られなかったことから歯槽骨におけるVIPのオートクラインシステムは存在しない可能性が示された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)