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スタチンの血管内皮増殖因子(VEGF)合成の促進による顎骨欠損部の再生

Research Project

Project/Area Number 17791484
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Surgical dentistry
Research InstitutionOhu University

Principal Investigator

前田 豊信  奥羽大学, 歯学部, 助手 (10382756)

Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywordsスタチン / 骨芽細胞分化 / 脂肪細胞分化 / 軟骨細胞分化 / VEGF / Leptin / BMP-2 / オステオカルシン / 骨形成
Research Abstract

1.スタチンによる骨形成促進機能をin vivoで解析する前段階として以下の3つの実験を行こった。(1)マウス骨髄由来の細胞株であるST2細胞を用いて、in vitroにて解析した。ST2細胞は、培養条件において骨芽細胞・脂肪細胞、あるいは筋芽細胞に分化する性質を持っている。この性質を利用してスタチンが、骨芽細胞分化を促進することを確認し、さらには、脂肪分化への抑制を行う事を確認した。この結果では、特に骨芽細胞分化への促進機構において、VEGFの発現が明らかに関与していることが分かった。(2)マウス線維芽細胞株である3T3-L1細胞は、脂肪細胞へと分化するが、この脂肪分化機構を、詳細に解析を行った。結果、スタチンの脂肪分化抑制機構は、Leptinの遺伝子発現抑制を伴い、起こっていることが判明した。しかし、この過程においてはVEGFの関与を示唆する確証が得られなかった。(3)さらに、マウス胚由来の前駆軟骨細胞であるATDC5細胞株を用いて、スタチンによる軟骨分化への影響を調べた。しかし、スタチンは軟骨分化には影響をほとんど与えなかった。また、この過程においてもVEGFが関与しているという有力な確証が得られなかった。
これらの結果から、スタチンには明らかに、脂肪分化を抑制し、骨分化を促進するという能力を備えていることがわかり、骨分化促進能にのみVEGFが関与していることが明らかとなった。
2.OVXラットを用いてin vivoでスタチンによる骨形成促進作用の解析を行った。
スタチンをラットの顎骨に局所応用すると、BMP-2,オステオカルシン、およびVEGFの遺伝子発現の促進が確認できた。しかし、有意な骨密度上昇までは確認できなかった。
現在、この原因を検索し、成果を発表する準備を行っている。

Report

(2 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Statins and bone metabolism.2006

    • Author(s)
      Horiuch N
    • Journal Title

      Oral Diseases 12・2

      Pages: 85-10

    • Related Report
      2006 Annual Research Report 2005 Annual Research Report

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Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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