Syndecan-1の消失は口腔癌の悪性度と関係しているか?
Project/Area Number |
17791499
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
盧 靖文 東京歯科大学, 歯学部, 病院助手 (70385186)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | syndecan-1 / 細胞株 / 定量的Real-time RT-PCR法 / 免疫組織化学的染色 / 蛍光抗体法 / siRNA |
Research Abstract |
1.口腔扁平上皮癌由来細胞を用いたsyndecan-1の発現状態の検索 口腔扁平上皮癌由来細胞を用いてタンパクの発現状態の検索を免疫組織化学的染色で、mRNAの発現状況の検索を定量的リアルタイムRT-PCRにて行った。Syndecan-1の発現の高いヒト口腔扁平上皮癌細胞株はCa9-22,発現の低いヒト口腔扁平上皮癌細胞株はKBであった。 2.高発現モデルに対するSiRNAの導入 Syndecan-1を組み込んだsiRNAを高発現モデルおよび低発現モデルに組み込み、浸潤能、増殖能、転移能、細胞周期の変化など細胞動態がどのように変化するのかを検索を行った。現在、スクリーニングを終了した細胞株にsiRNAを組み込み、浸潤能、増殖能を検索中である。 3.Osteopontinへの応用 腫瘍浸潤部に対して特異的に染色されるosteopontinを用いて、早期ガンに対してどのように染色されるか、免疫組織化学的染色を用いて染色を行った。早期ガンの浸潤先端部での染色が認められたため、syndecan-1とともに悪性腫瘍のマーカーとなるか、口腔扁平上皮癌由来細胞を用いてタンパクの発現状態の検索を免疫組織化学的染色で、mRNAの発現状況の検索を定量的リアルタイムRT-PCRにて行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)