T.Forsythensisのプロテオーム解析による病原性蛋白質の解明
Project/Area Number |
17791551
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Periodontal dentistry
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
竹内 康雄 Tokyo Medical and Dental University, 歯学部附属病院, 医員 (60396968)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | Tannerella forsythensis / プロテオーム |
Research Abstract |
急速な進行と重度の破壊を特徴とする侵襲性歯周炎患者群と、緩慢な進行を特徴とする慢性歯周炎患者群より採取したT.forsythensisの臨床分離株をAP-PCR法により解析すると、2つのグループでは検出される遺伝子型に違いが認められた。そこで、さらにこれらの株より蛋白質を抽出し、二次元電気泳動により発現している蛋白質に違いがあるかどうか、特徴的な泳動パターンがあるかどうかを検討した。17の臨床分離株(侵襲性歯周炎群:8、慢性歯周炎群:9)およびT.forsythensisATCC43037(標準株)を血液寒天培地および液体培地で培養後、Tris bufferによる洗浄、TCAにより蛋白質抽出・濃縮を行い、二次元電気泳動を行った。その結果、T.forsythensis全菌体では主に酸性蛋白質(p12-7)が認められ、標準株と慢性歯周炎群の株では同じような泳動パターンが認められた。侵襲性歯周炎群のものからは一部で標準株と異なるスポットが認められたが、すべての株で共通するものは見いだせず、これらが病原性の違い、また歯周病の病態の違いにまで影響しているかどうかを断定することはできなかった。サンプル数を増やしていくことにより差異が認められる可能性はあると思われる。また、十分液体培地での培養期間を変えると認められるバンドパターンが変化することから、T.forsythensis培養条件など外的環境に影響を受けやすく、発現する蛋白が大きく変化している可能性が高いと思われ、これが病原性に関係する可能性があると思われた。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)