Reconstruction of calendar framework and evaluation of climatic impact on prehistorical Japanese archipelago using tree-ring oxygen isotope ratio
Project/Area Number |
17H00943
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Archaeology
|
Research Institution | Research Institute for Humanity and Nature |
Principal Investigator |
中塚 武 総合地球環境学研究所, 研究部, 教授 (60242880)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 勝彦 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (70292448)
箱崎 真隆 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 特任助教 (30634414)
佐野 雅規 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教 (60584901)
小林 謙一 中央大学, 文学部, 教授 (80303296)
藤尾 慎一郎 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (30190010)
若林 邦彦 同志社大学, 歴史資料館, 准教授 (10411076)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2017)
|
Budget Amount *help |
¥43,290,000 (Direct Cost: ¥33,300,000、Indirect Cost: ¥9,990,000)
Fiscal Year 2017: ¥13,910,000 (Direct Cost: ¥10,700,000、Indirect Cost: ¥3,210,000)
|
Keywords | 木材年輪 / セルロース / 酸素同位体比 / 年輪年代法 / 土器編年 / 日本列島 / 先史時代 / 気候変動 / 先史暦年代 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、全国の埋蔵文化財調査機関と協力して、日本における年輪酸素同位体比の標準変動曲線の時空間的な拡張と気候変動の精密復元を行いながら、酸素同位体比年輪年代法による大量の出土材の年輪年代測定を進める。それにより、全国の遺跡・遺物や土器型式をはじめとした考古事物全般に暦年代を系統的に導入し、気候変動との関係を含む日本の先史時代像全体に対する年代論的な再検討を行うだけでなく、多くの同位体研究者を酸素同位体比年輪年代法の研究に誘い、埋蔵文化財の発掘現場における本方法の持続的な発展を促すために、標準変動曲線のオープンデータベース化を図り、外部からのデータの参照と更新が可能なシステム作りを進めることを、目的としている。 平成29年度は、3つの研究グループ、即ち [1] クロノロジー構築班(全国各地での標準変動曲線の確立と公開、及び気候変動の復元)、[2] 年輪年代測定班(出土材の年輪年代測定及び、分析・解析技術の改良と普及)、[3] 土器編年対応班(地域毎での土器編年と年輪による暦年代の対応関係の検討)が、それぞれの目的での研究を開始した。特に、[2]のグループでは、年輪セルロース酸素同位体比の測定による出土材の年輪年代測定を専門とした研究員を一名雇用し、分析・解析の体制を整えると共に、[3]のグループと協力して、弥生時代末期~古墳時代初期の庄内式土器との一括性が明確な大阪府寝屋川市の小路遺跡から出土した多数の水路護岸の矢板材の分析などを開始した。 本研究は、平成29年の5月末に、同名の科研費・基盤研究Sの採択の通知を受けて、その研究を終了した。
|
Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(1 results)
Research Products
(7 results)
-
-
-
-
[Journal Article] Recent enhancement of central Pacific El Niño variability relative to last eight centuries.2017
Author(s)
Yu Liu, Kim M. Cobb, Huiming Song, Qiang Li, Ching-Yao Li, Takeshi Nakatsuka, Zhisheng An, Weijian Zhou, Qiufang Cai, Jinbao Li, Steven W. Leavitt, Changfeng Sun, Ruochen Mei, Chuan-Chou Shen, Ming-Hsun Chan, Junyan Sun, Libin Yan, Ying Lei, Yongyong Ma, Xuxiang Li, Deliang Chen, Hans W. Linderholm
-
Journal Title
Nature Communications
Volume: 8
Issue: 1
Pages: 15386-15386
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
-
-
-