気球搭載型エマルション望遠鏡による宇宙ガンマ線未解決課題の解明
Project/Area Number |
17H01129
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
青木 茂樹 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (80211689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
六條 宏紀 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 学振特別研究員(PD) (00725814)
中野 敏行 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (50345849)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥45,500,000 (Direct Cost: ¥35,000,000、Indirect Cost: ¥10,500,000)
Fiscal Year 2017: ¥23,400,000 (Direct Cost: ¥18,000,000、Indirect Cost: ¥5,400,000)
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Keywords | 宇宙線 / X線γ線天文学 / 原子核乾板 / エマルション / ガンマ線 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年4月に予定されているオーストラリア・アリススプリングスでの気球実験にむけて、観測器の改良および準備を進めた。 タイムスタンパーとなるエマルション多段シフターについては、低エネルギー粒子に対する電磁散乱による影響や飛跡を再構成する際の不定性を小さくするために、金属ステージの開口部を最大化する改造を施すとともに、実装するエマルションフィルムの真空パックに関しては剛性を高めるとともに段間ギャップを短くするために炭素繊維強化プラスチックの背板を実装する検討を行った。真空包装機を導入するとともに、炭素繊維強化プラスチックの板がエマルションフィルムに対して化学的悪影響を及ぼさないことを確認する加速テストを進めた。 与圧容器については、将来の大面積化への拡張性を持たせるために、前回気球実験では円形だったジュラルミン製の主構造体を、エマルション望遠鏡実装部となる直線部分を含むレーストラック形状にする設計変更を行い、それに伴い球形だった圧力保持薄膜の形状を繭型に設計変更し、主構造体および薄膜の強度計算や構成要素の強度テストを進めた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)