Project/Area Number |
17H04500
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Applied health science
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
林 登志雄 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (80303634)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
葛谷 雅文 名古屋大学, 未来社会創造機構(医), 教授 (10283441)
渡邉 裕司 浜松医科大学, 医学部, 理事 (50262803)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥17,680,000 (Direct Cost: ¥13,600,000、Indirect Cost: ¥4,080,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2019: ¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2017: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
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Keywords | 性差医療 / 老年内科学 / 薬剤反応性 / 生活習慣病 / 動脈硬化性疾患 / 後期高齢女性 / 閉経後女性 / ホルモン補充療法 / 高齢者総合機能評価 / 東アジア / ADL / 閉経後高齢女性 / 高齢者 / 健康長寿 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は研究第3年度にあたり、本邦(名古屋大学)、中国(四川医科大学、昆明中医学院)、韓国(Inchon大学、成均館大学/Samsung Medical Center)等の各国大学より倫理委員会にコホート研究の成績を回収し始めた。具体的な患者さんお住所は中国・四川省成都地域及び韓国・ソウル及び近各々の近郊の長寿地区、本邦愛知県名古屋市、春日井市、一宮市、三重県四日市市等である。自立後期高齢女性を対象とし、計600名程度の協力者を確保しつつある。 I)初回、被験者の各種調査内容を認可研究費の元に再度検討し初回は、長寿者を含む後期高齢症例に以下を診た。問診等1) HRT(ホルモン補充療法,漢方薬や一部骨粗鬆症薬での治療も参考調査する)及び各生活習慣病治療状況(種類,服薬内容,期間) 2)病名,合併症,悪性腫瘍,血栓性疾患,精神疾患(含認知症)の家族歴 3)上記1)以外の併存疾患治療内容 4)QOLの希望,living will 5)ADL等高齢者総合機能評価。II)診察,採血等は基礎指標値として 1)身長,体重,腹囲,血圧,血液脂質値等の生化学検査値,2)SNPと一部検査(NOx等)は中国以外は申請者が収集し集中解析している。2020年2月に申請者が韓国に訪問、研究状況を確認するまではほぼ順調であった。しかし、2月以降はcorona virus感染の拡大傾向を認めた韓国、中国では研究成績の収集が不可能となり、海外協力研究者らも感染対応したでの診療に追われ、e-mailでの相互連絡以外は難しく、これも従来より数倍の時間を要すお様になり、その前提で計画の実施遅延に伴う計画変更を行なっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
海外の研究者らとの連絡を密にし、20年2月には申請者が韓国を訪問し,Inchon大Koh教授、成均館大(Samsung Medical Center)Yoon教授らと面談し、研究計画を再度確認し、初期成績を得るとともに今後の研究の進め方につきDiscussionを行った。国内での成績収集も共同研究者の協力も得て同様に進めた。以上、ほぼ当初の計画通りに順調に進んでいたが、コロナウイルス感染により2020年2月下旬より韓国、中国での臨床研究実施が難しくなり、本邦でも外来受診制限(大学では電話再診を進めた)にて血液検査等に制約が出た。加えて、海外研究協力者(医師)及び申請者もコロナウイルス関連の特別診療に従事する必要性が出てきて(申請者は一般患者外来診療日の増加のみ)計画の再編を行う必要が出てきた。現在、各国の研究者等と詳細に調整中であるが、感染拡大状況は終息に向かいつつあり今年度秋頃よりは相互交流が可能になると推測している。それまではインターネット等を用い、情報交換を進め研究計画への影響を最小限にするべく努力している。被験者のベースラインデータは既に各担当医が収集したものを集計しており統計解析に入っている。各患者さんの初期治療も各国にてプロトコールに沿って進められており、現在の計画では本年度秋頃より相互交流を進め検査も進めたいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
当初計画通りに国内の研究協力者および海外の(連携)研究協力者の協力のもとに研究を進めてきた。しかし後述の如くコロナウイルス感染による渡航禁止等により20年度前半の研究進捗状況によっては研究/研究費の施行を一部21年度に延長する可能性が出てきており、共同研究者間で検討している。現在の見込みとしては、今後コロナウイルス感染の2次感染が大きく生じなければ(中国は北京周辺に一部報道がありやや心配だが)秋頃より相互交流が可能になり、当初予定より数ヶ月の遅延で研究遂行できると考え計画計画を一部変更し進めている。患者さん等、対象のリクルートは終了し初期治療も予定通り進められているので診療内容についての調査を今後施行していきたいと考え、海外共同研究者と常に、連絡を取り合っている。夏までには研究計画の見直しを終え秋からは相互訪問を試み上記のように研究を進める予定である。国内の共同研究者とも常時連絡を取り合い検討を進めている。なお、これまでに収集した成績については医学統計解析の専門家のアドバイスも受け解析を開始しておりほぼ順調に進んでいる。対象の患者さんへの調査項目についても国内、韓国、中国ともほぼ予定通りの調査ができている。ただし、中国における医療費及び特殊採血検査については倫理委員会の承認に時間を要したのと、全協力者の同意は得られず人数が限定される可能性が生じており一部調整中である。
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