マスト細胞の脱顆粒後増殖と再顆粒化メカニズムの解析
Project/Area Number |
17H05044
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Veterinary medical science
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science |
Principal Investigator |
雨貝 陽介 公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 研究員 (50733143)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥23,140,000 (Direct Cost: ¥17,800,000、Indirect Cost: ¥5,340,000)
Fiscal Year 2018: ¥5,460,000 (Direct Cost: ¥4,200,000、Indirect Cost: ¥1,260,000)
Fiscal Year 2017: ¥14,300,000 (Direct Cost: ¥11,000,000、Indirect Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | マスト細胞 / 再顆粒化 / 脱顆粒 / メタボローム / 小胞体ストレス / アレルギー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はマスト細胞の脱顆粒・再顆粒化および再増殖のメカニズムを分子生物学的に明らかにすることを目的とする。昨年度メタボローム解析の結果認めた特定の有機化合物群の取り込み活性上昇の意義を明らかにするため、さらなる解析を実施した。まず、同化合物の除去培地では細胞の増殖能が失われることを腹腔内マスト細胞や骨髄由来培養マスト細胞などで確認した。また同化合物を代謝系に取り込む上で必要な変換酵素の阻害薬を作用させた際にも同様に細胞の増殖活性が失われた。なお、腹腔内マスト細胞を用いた初代培養の実験系ではこの代謝経路が再顆粒化自体にも必要であることを示唆する結果も得られた。興味深いことに、リンパ球など他の免疫細胞においてはその重要性がほとんど報告されていないことから、これらの実験結果はマスト細胞の代謝経路の特異性を示唆している。 脱顆粒に関する解析では小胞体ストレス応答の中心的役割を担う分子の1つであるERN1の活性化制御が脱顆粒反応と密接な関連があることを明らかにした。中でもERN1の活性化抑制により細胞内カルシウム流入および脱顆粒が抑制されることをin vitroおよびin vivo実験系により明らかにした。このうち、in vitro実験系においてはマウス由来細胞だけでなく初代培養を含むヒトマスト細胞においても同様の機構を確認できたことから、これはマスト細胞の一般的性質として小胞体ストレス応答分子と脱顆粒に密接な関連があることを示している。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)
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[Journal Article] Mast cell hyperactivity underpins the development of oxygen-induced retinopathy.2017
Author(s)
Matsuda K, Okamoto N, Kondo M, Arkwright PD, Karasawa K, Ishizaka S, Yokota S, Matsuda A, Jung K, Oida K, Amagai Y, Jang H, Noda E, Kakinuma R, Yasui K, Kaku U, Mori Y, Onai N, Ohteki T, Tanaka A, Matsuda H
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Journal Title
J. Clin. Invest.
Volume: 127
Issue: 11
Pages: 3987-4000
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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