Project/Area Number |
17H06551
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
下村 治 筑波大学, 医学医療系, 講師 (60808070)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 膵臓癌 / 早期診断 / 糖タンパク / レクチン / ELISA / 糖鎖 / 早期診断法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は膵癌患者血清から癌細胞由来の糖蛋白の検出を行い、蛋白と糖鎖の両方の側面から認識することで、特異性を挙げて膵癌の早期診断を目指すことを目的とするものである。我々が発見した膵癌細胞に特異的に反応するレクチン(糖結合タンパク)(Shimomura O et al., Molecular Cancer Therapeutics 2018)と特定のタンパクに対する抗体を用いたELISAを行い、筑波大学附属病院の倫理委員会の承認を得て入手した複数の膵癌患者血清から癌細胞由来の糖蛋白の検出に成功した。さらに、膵癌以外の癌患者血清に関しても同手法を用いて測定を行い、胆管癌と大腸癌の一部の患者でも検出に成功した。癌細胞由来の糖蛋白は抗体+レクチンによるサンドイッチアッセイにより、コントロール(PBS)と比較し患者血清では有意に高いシグナルを検出し、さらに術後の血清ではシグナルが減少し、再発時にシグナルが再上昇することを確認することができた。これらは4人の患者でパイロット的に行ったものであり、今後症例数を増やして解析すると共に、より検出感度を挙げる工夫を行っている。具体的には用いた抗体やレクチンをより特異性の高いものに変更する系や、異なるレクチンを2種類用いる手法(若手研究として継続申請)などでより感度、特異度を挙げる方法を考案中である。最適な測定方法を同定し、まず膵癌細胞株を用いた培養上清での測定を行い、膵癌マウスモデルを用いた癌の進行度に応じた血清採取を行い、より正確な診断法に繋げる予定である。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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