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津波避難タワーを含む市街地における津波避難時の災害時要援護者の支援に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17H06860
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

大津 暢人  神戸大学, 工学研究科, 工学研究科研究員 (70802338)

Project Period (FY) 2017-08-25 – 2019-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2017: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Keywords津波避難タワー / 災害時要援護者 / 搬送速度 / 津波避難
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、津波避難タワーを含む市街地における災害時要援護者(以下、「要援護者」と略す)の津波からの搬送避難に関するものである。要援護者の避難支援には、車いす、介助車、シルバーカー、リヤカー、簡易担架、ストレッチャーといった搬送機材の検討が必要である。
実験や訓練時の測定等により、搬送手段及び経路の縦断勾配ごとの搬送速度の分析・検討を行い、要援護者を効率的に搬送するための基礎的知見を得て、津波避難計画の有効性を検証する手法を確立することを本研究の目的とした。
具体的な実績としては、平成 29(2017)年度に、「津波避難タワーにおける要援護者の搬送速度に関する実験」を高知県中土佐町にて行った。津波避難タワーを含む避難経路における搬送避難速度および勾配と距離を計測した。得られたデータをもとにした成果を、日本建築学会計画系論文集に投稿準備中である。
本研究の独自性は、コミュニティの特性という避難準備時間における社会的要因をも考慮した、要援護者の避難予測式を確立することにある。機種ごと・勾配ごとに異なる速度が得られた。「避難準備時間」における要援護者を機材に搭乗させる時間ならびに、先行研究では明らかにされていない、津波避難タワーにおける複数の搬送機材を同一条件下で用いた避難速度を、実験を通じて明らかにした。
上記の工学的検討に加え、コミュニティの特性や住民構成などを考慮するために、住民やコミュニティからの聞き取り調査を通じて、どの搬送手段が災害当日に最も使用しやすいかという検討を行った。今後、それらを用いて、より実用的な予測とすることによって、津波災害における人的被害の軽減に貢献したい。

Research Progress Status

29年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

29年度が最終年度であるため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-08-25   Modified: 2018-12-17  

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